千葉 胤明 ちば たねあき
   

明治天皇御製
あさみどり すみわたりたる大空の
ひろきを おのが心ともがな
  
94.5p×33p

元治元年(1864)生〜昭和28年(1953)歿  
 佐賀藩士で桂園派歌人の千葉元祐の長男。名は胤明、号を春翠と称した。高崎正風に和歌を、書を長三洲に学んだ歌人で、明治25年御歌所に入り、明治41年に御歌所寄人となり、『明治天皇御集』の編纂委員で帝国芸術院会員。
 「御歌所寄人平朝臣胤明謹書」の下に、白文の「御歌所寄人」、朱文の「臣平胤明」の落款印が押されている。

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